お願い、まだ「剣(ソード)」を使わなきゃいけないの。
だから、杖を使わずに、わたしを空に運んで。(さくら)
「第51話あらすじ」
エリオルの助言でクマのぬいぐるみを完成させたさくら。その夜、雪兎に作ったぬいぐるみを届けようとするが、雪兎に渡す瞬間、ぬいぐるみが巨大化した。「跳(ジャンプ)」と「剣(ソード)」を使って切り掛かろうとしても通じず、さくらは「翔(フライ)」を改良してぬいぐるみの暴走を押さえる。元に戻ったクマのぬいぐるみの中には、クロウリードが使っていた魔法陣が入っていた。
エリオルくんに次第に惹かれてゆくさくらちゃん。
さくらちゃんの姿を見るだけで顔を赤らめる小狼くん。
去ってゆくエリオル ← それを見つめるさくら ← それを見てドキドキする小狼。
そして、全てを見越してビデオに取り込む知世さま。可愛い三角関係ですね。
「思い」が全てを変えてゆくよ
さくらが巨大化されたクマと戦うシーン。従来までの「翔」は杖に羽を生やすため、「翔」と同時に剣を使うことはできませんでした。しかし、さくらが使った「翔」は杖ではなく、さくらの背に、天使のように羽をつける魔法でした。さくらカード編では、クロウカードの魔力に頼っていた時と違い、全てを自分の魔力で補わなければなりません。「翔」のように、さらに高度な魔法を使いこなすさくらは、魔術師としても飛躍的に成長を遂げてゆきます。
さくらの新たな魔法の源は、呪文ではなく暴走するクマを止めたいと願う「思い」の力。
オープニングの曲「プラチナ」にはさくらカード編のテーマになりそうなキーワードがたくさん隠れています。さくらカード編の主要なテーマと言えば、さくらの(魔術師としての)成長、小狼の恋心、そして、クロウリードこと、エリオルとの対決。全て見終わった時に、オープニングを見直すと新しい発見があるかもしれませんよ。
使用カード:「跳(ジャンプ)」「剣(ソード)」「翔(フライ)」
【2006年3月23日(木)放送分】
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