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カードキャプターさくら #43「さくらのさよなら苺鈴」

小狼に一番好きな子ができるまで、私が小狼の婚約者だからね。(苺鈴)

「第43話あらすじ」
苺鈴に母親から家に帰るよう連絡があった。寂しそうな顔を見せない小狼に対して苛立ち、落ち込む苺鈴。見かねたさくらはお泊り会を提案する。さくらの家で打ち明け話をする最中、カードの気配を感じたさくらは苺鈴を連れて出動。苺鈴は小狼とのコンビでクロウカード「双(ツイン)」の力を封じる。小狼とも仲直りを果たし、笑顔で香港へと戻った。

苺鈴ちゃんの回想シーン。
彼女も知世ちゃんに匹敵するくらいのお嬢様らしいことが判明します。

李家はクロウ・リードを輩出した、中国でも名門の道士の一族です。小狼くんの所は李一族の宗家にあたり、現在の当主は李夜蘭(り・いえらん)。小狼くんの母親にあたります。ちなみに李一族は女系家族です。小狼くんには四人の姉がいますし(※)、今回の回想シーンでも女の子が遊んでいるシーンしか登場しません。

※ 小狼くんの四人の姉と母親は劇場版「カードキャプターさくら」で登場します。

李一族の中でも、母親に次いで魔力が強いのが小狼くん。次期当主を嘱望されていた幼い小狼少年。将来、李家を率いる責任が重圧となって、その小さな肩にのしかかっていたのかも知れません。無愛想だけど芯は優しい少年だということを知った幼子の苺鈴ちゃん。頑なだった小狼少年の心を少しずつ、少しずつ溶かしていたのは、魔力はないけど徹底的に明るい幼馴染みの苺鈴ちゃんの役割なのでした。

話題は変わって。
かつてさくらちゃんは、藤隆父さんのパソコンを壊して自責の念に駆られているときに、藤隆さんに助手をして欲しいと言われて、元気を取り戻したことがあります(22話参照)。

その経験は、さくらちゃんの心にしっかりと刻まれていました。魔力が使えず、クロウカード集めには役立たずと落ち込む苺鈴ちゃんに対して、自ら封印することを選ばず、小狼くんと協力させるように仕向けたさくらちゃん。高位カードである「光(ライト)」と「闇(ダーク)を封印できた今のさくらちゃんの力なら、間違いなく一人でもなんとかなったでしょう。

藤隆さんから受け継いだ相手を思いやる気持ち。
それは、さくらちゃんにも確実に伝わっていました。
今度は、さくらちゃんから苺鈴ちゃんへ。

小狼くんと仲直りをし、笑顔で香港へ帰った苺鈴ちゃん。この後の展開を少しだけ言うと、物語の後半、そして劇場版第二作目で登場します。私の感想よりも遥かに「好御期待」な役回りで活躍します。お楽しみに。

使用カード:「跳(ジャンプ)」、「風(ウィンディ)」、「雷(サンダー)」
【2005年3月12日(土)放送分】

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