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カードキャプターさくら #7「さくらの怪盗初挑戦!?」

「じゃあその格好は何だ?」(優希) 「趣味ですわ」(知世)

「第7話あらすじ」
美術館に写生に来たさくら。そこに飾られていた絵を前にした途端、何も聴こえない静寂が広がった。「静(サイレント)」のカードの仕業と思ったさくらたちはその夜、再び美術館を訪れる。そこではひとりの子供(橘優希)と一緒に「静」の元へと向かうことになった。静寂を好み、美術館の外へと追い返す力を持つ「静」に対しさくらは「影(シャドウ)」を利用して、絵に住み着いた「静」を捕まえる。

また「いなくなった過去の人ネタ」(五話六話参照)ですか。オチもよくできているし、作画も綺麗なのは認めますが、三週連続で繰り返されると少し冗長ではないでしょうか。しかし、繰り返される穏やかな世界観の中で、さくらちゃん、知世ちゃん、ケロちゃんの三人で作る「カードキャプターズ」の役割が明確に現れていたと思います。
「カードキャプターズ」、今、勝手に命名したけど。

知世ちゃんは的確な指示を出すみんなのリーダー。美術館にクロウカードがいるのではと気づき、自らクロウカードを捕まえる計画を立てる。警備時間の表をどこからか取ってきて、「怪盗」の計画を立てる姿はさすがです。

ケロちゃんはカードの知識を持つアドバイザー兼マスコット。さくらちゃんのそばに控え、 クロウカードの豊富な知識に基づいてさくらちゃんを助け、マスコットとしては関西弁でみんなのテンションも盛り上げる。そして、さくらちゃんは魔法使いとしての実行役、すなわち物事を実際に動かす役割を担っています。この三人の歯車がぴったり一致したところで、華麗なる怪盗「カードキャプターズ」の登場です。

次からは新展開になるので、さくらちゃんと雪兎さんの関係も整理しておきましょう。
  ここまでにさくらちゃんは作中で雪兎さんが大好きと公言しています。今回は「静」のカードを捕えるために、夜、こっそり二階の窓から外出するところを雪兎さんに目撃されてしまいますが、そこは雪兎さんの見せ所。

「さくらちゃんは、二階で寝ているんだよね。今夜はもう会えないんだ」
どうです。このスマートな大人の対応。

そして、注意することも忘れない。
「でも、あまり夜更かししちゃだめだよ」と。

雪兎さんのさくらちゃんに対する態度は、まさに優しい父親の役割。年上の人に憧れるおしゃまさんなのかもしれないけれど、さくらちゃんは、優しい父親の藤隆さんの姿を追い求め、それを雪兎さんへの恋心に置き換えているような気がしてなりません。

そして、物語の最後に来ました。あの人が。
「カードキャプターズ」の仲間のコンビネーションはばっちりです。いよいよ新展開!

使用カード:「影(シャドウ)」
【2004年5月22日(土)放送分】

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