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カードキャプターさくら #6「さくらとおかあさんの思い出」

もしお母さんなら、さくらちゃんを危ない目にあわせたりするかなぁ。(雪兎)

「第6話あらすじ」
学校の裏の森に幽霊が出るという。友達と嫌々見に行くことになったさくら。幽霊はそれぞれに違った姿で見えていた。後日、クロウカードか幽霊か分からないまま、さくらは謎の幽霊と対決。しかし、以前の雪兎の言葉を思い出したさくらは、正体を見破って解決する。それは「幻(イリュージョン)」のクロウカードだった。

幽霊の、正体見たり、クロウカード。

と言うことわざ通り(?)、今回登場するのは幽霊ではなく、「幻」のカード。さくらちゃんには母親はいません。三歳のときに亡くなったから。しかし、それがさくらちゃんに何ら影を落とすことはなく、周りの人に愛されてまっすぐに育ちました。友枝町の住民は暖かくていい人だ。そして、さくらちゃんは純粋ないい娘だ。

でも、もし会えるなら、お母さんに会いたい。
そんな願望から、心を映し出すことができる「幻」につけこまれます。さすが詐術に使えそうなカードです。しかし、人の心に付け込んだしっぺ返しは大抵手痛いもの。日記を書いているノートを見られたら、確実に誰もが怒るでしょ。自分の嬉しいことから嫌なことまで、心の中を見られたから。 正体のバレた「幻」はさくらちゃんにしっかりと封印されます。

個人的には強く印象に残る回。五話に引き続き、題材自体は「もういない過去の人」を扱っていますので暗め。しかし、今回はさくらちゃんのおかあさんへの想いをよく表していて、暗めの話になるはずがやさしさに溢れた放送へと仕上げています。この放送がもう一週早ければ、母の日にぴったりだったのにねぇ。惜しい。

使用カード:「翔(フライ)」
【2004年5月15日(土)放送分】

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