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カードキャプターさくら #19「さくらと夏休みの宿題」

我が家の夏の風物詩。(桃矢)

「第19話あらすじ」
今日は8月31日。木之本家恒例の「夏の風物詩」が見られる日だ。家族の協力もあり、絵日記、工作、算数のドリルと順調に夏休みの宿題を仕上げるさくら。残るは読書感想文。図書館にいたさくらは課題図書を探すが見つからない。「移(ムーブ)」のカードが課題図書を転々と動かしていたのだ。カードの仕業と知ったさくらは一緒に来ていた知世、ケロ、小狼と協力して封印する。その後さくらたちは小狼の家へ立ち寄るが、そこで香港から来た小狼のガールフレンド、李苺鈴(り・めいりん)と鉢合わせることになった。

信じられないのですが、あのさくらちゃんが8月の終わりまで、ずーっと夏休みの宿題を貯めていました。16話で桃矢くんが言った通りになりました。これを見ているみんな、まさかまだ夏の風物詩を名残惜しくも残している人はいないでしょうね。

ケロちゃんが算数のドリルを見て言います。「なんやったらワイがやったってもええけどな~」と。ケロちゃんが問題を解き、最終的に図書館で知世ちゃんと答えあわせをするのですが、もうめちゃくちゃ。そういえば15話でケロちゃんが家出している時にFAXをさくらちゃん宛に送ってきましたが、この文章もひらがなが多くて(しかも一部間違っている)、あんまり文を書くのは得意ではないようです。

そして、絵日記を急いで仕上げたさくらちゃん。こちらも文章を見てみると、やっぱり小学4年生なんだよなぁと微笑ましく思います。ただ、後半で偉(ウェイ)さんに対してすらすらと敬語が出てくるあたり、育ちの良さがうかがえます。小学生ではこんなに敬語を使いこなしませんよ。

ところで、クロウカードを使う時の台詞は誰が考えているのでしょうか。
上にあるように、敬語は使えるとはいえ、さくらちゃんはあまり国語が得意そうではありません。ケロちゃんも文章能力から考えると、あまり期待できそうにない。それなら天才少女の知世ちゃんがカードが増えるたびに考えているか、クロウカードの作り手であるクロウ・リードがケロちゃんに伝えたかのどちらかだと考えられます。

話題は変わって――。
知世ちゃんとともに図書館へやってきたさくらちゃんは小狼くんとばったり出会います。そして、「移」のクロウカードとも。静寂の場である図書館で、動きあるクロウカードを封印しようとするさくらちゃんたち。静と動の対比が描かれます。しかしこの「移」、物を動かすサイコキネシス的な力を持っている割には、大して移動は出来ないし、大きなものは動かせないので使い物になりません。

ふっふっふ。そこで考えましたよやーちんさん。「移」の使い方を。
たんすの奥など、細い隙間に物が入ったりすることがありますよね。手を伸ばしても、定規や細い棒を使っても届かない。実際、この前500円玉がたんすの奥に転がっていったのですよ。そこで「移」を使えば、あら簡単。手の届かないところの物もするりと取れる。これからは一家にひとつ、「移」のカードですよ。

これ以上やると「高枝切りばさみ」や「万能包丁」のような宣伝になりそうなので、苺鈴ちゃんが活躍する新学期に期待して、このあたりで終わりましょう。

使用カード:「移(ムーブ)」
【2004年8月28日(土)放送分】

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