やっぱ女の子怒らせたら怖いで。(ケロ)
「第36話あらすじ」
東京タワー、観月先生、そして、大きな月。鮮明に続く夢に不思議に思いつつも、さくらは五年生の新学期を迎える。進級祝いに雪兎から腕時計をプレゼントされるも、クロウカード「雪(スノウ)」の攻撃を避ける際に落としてしまう。怒りと「火(ファイアリー)」の魔法で封印したが、時計を失った事に落胆するさくら。しかし、新しく担任となった観月先生が腕時計を見つけていたので事なきを得たのだった。
新章突入。
さくらちゃんも五年生に進級しました。今回から新しく見る人に対しての説明も兼ねて、主要キャラクターが全員登場し、それぞれの性格や特徴を描き、「カードキャプターさくら」の世界観を凝縮した、いつも以上に良い回になっています。
第1話の「さくらと不思議な魔法の本」の繰り返しとも言えますね。これから登場するクロウカードも、今までになく強力なクロウカードたちでいっぱい。しかし、さくらちゃんたちも成長しているし、友枝町の時間も進んでいるわけで。それらも織り込み済みで物語が展開します。
主人公はこんな娘なんだというのをはっきり示すように、今回、さくらちゃんは「ほぇ~」や「はにゃ~ん」の台詞を連発し、雪兎さんや観月先生に憧れ、魔法少女の醍醐味である、ほうきならぬ杖で空を飛んでゆきます。
知世ちゃんは、「雪」の攻撃で自分が危険に晒されるよりもさくらちゃんのビデオに夢中。苺鈴ちゃんは相変わらず小狼くんのことになると目の前が見えません。そして、ケロちゃんはクロウカードの守護者ですが、冒頭の目覚めのシーンなんて、まるでさくらちゃんの保護者。けれど、普通の放送では、さくらちゃんがケロちゃんの保護者に見えるので勘違いしないように。
最初と最も変わっているのは小狼くん。クロウカード集めのライバルとしてさくらちゃんを見ていたのですが、この頃は、雪兎さんに会って顔が真っ赤になったり、さくらちゃんを見てまた赤くなったり……。
忙しいヤツだな。君も。
使用カード:「翔(フライ)、浮(フロート)、火(ファイアリー)」
【2005年1月15日(土)放送分】
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