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カードキャプターさくら #16「さくらと思い出の虹」

女の子は、笑顔が一番だ。(真嬉)

「第16話あらすじ」
藤隆の知り合いの別荘に滞在することになったさくらたち。さくらは別荘の近くの屋敷にいる老人と出会う。老人にはかつて孫娘がいた。孫娘に似ていたさくらは、2日間を老人と過ごす事になる。別れ際に魔法を使い、老人の持っていた絵のような美しい虹を見せたさくら。その絵は昔、孫娘が書いたものであり、名前が入っていた。「あまみや なでしこ」と。そう、老人はさくらの曽祖父――天宮真嬉だったのだ。

スローペースで流れるさくらちゃんたちの夏休み。夏のお嬢様のイメージ、麦わら帽子に白いセーラー模様のワンピースで始まる多数の衣装代え。孫が亡くなった真嬉老人を励まそうと、今のさくらちゃんの考えられる精一杯の言葉で励まし、魔法を使って虹をプレゼントする。全て見終わった後に訪れる清涼感。「カードキャプターさくら」の半分以上の成分は優しさでできています。

ところが、別荘に来たのはいいけれど、全てを知らなかったのはさくらちゃん(桃矢くんと雪兎さんを除く、藤隆父さんは恐らく知っているはず)だけだっという出来レース。藤隆父さんが来ることを、そしてその子供二人が来ることを(さくらちゃんが知世ちゃんに話し、知世ちゃんから園美さんへと話は伝わったのだろう)知った真嬉老人が園美さんを引き連れて来たわけですな。園美さんも運動会(第10話)のような暴走ぶりはなく、真嬉老人を影から支える大人の女性として登場します。

最初に、この番組の半分以上は優しさでできていますと書きましたが、それは、ヒロインを務めるさくらちゃんによるところが大きいと思うのです。真嬉老人に「おとうさんはどんな人?」と聞かれたさくらちゃんは藤隆父さんの長所を述べます、それも嬉しそうに。

さくらちゃんは誰も嫌うことがありません。藤隆父さんや雪兎さんは当然として、苦手な小狼くんだって、カードを集める都合上敵対もするけど、基本的には嫌ってはいないのです。さくらちゃんの外見は可愛いし、好かれる性格であり、何よりさくらちゃん自身がみんなを好きでいられる。だから、みんなが思わず笑顔を返してしまうし、好感を持つというのもあるかもしれません。

じゃ、じゃあ、さくらちゃんも私のことをす、すK……(妄想につき以下省略

最後に予言をひとつ。桃矢くんが通う星條高校では夏休みの宿題がないとのこと。何とも羨ましい限りですね。その桃矢くんによると、夏休みの終了直前にさくらちゃんは宿題ができていなくて大変な目に会うそうです。さてさて、結果は8月の放送にて明かされます。お楽しみに。

使用カード:「雨(レイン)」
【2004年7月24日(土)放送分】

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