丹下桜さん/カードキャプターさくらを推しています。現在コンテンツ再構築中。 管理者の雑記はこちら

「カードキャプターさくら」を借りるには?

「趣味は何?」と聞かれてあなたは何と答えますか。「アニメを見てる」とか「パソコンをやってる」とか答えますか。ちなみに、私は普通の方(※1)に趣味を聞かれると、大抵は水泳、もしくはカラオケと答えています。読書や音楽鑑賞も言います。心の中で「違う! 俺はこんなんじゃない!」と異を唱えながら。

やーちんはこのようなサイトを作っているだけあって、ちょっと(※2)オタクな訳です。ですが、現実世界にそのような話を持ち込んだことはありません。ごく一部の友人以外には、ひたすら隠しています。少し偏見は取れてきたとは言え、それでもアニメや声優、パソコンが趣味と言うと普通の方からは引かれること確実です。それを恐れて、本当のことを言えない。そんな、中途半端なオタクなのです。

※1 普通とは、このページでは便宜上、オタクではない人に対して使用しています。
※2 これを書いた時は2002年の春。数年後の今では「ちょっと」どころではなくなりました。何食わぬ顔をしてアニメを借りられます。

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金がない人

そんな人間でも、秋葉原や日本橋に行くと変わります。そこはオタクの聖地ですから。そして自分は、聖地巡礼に行って本性を現すわけです(と言っても、そちら方面を極めている方には足元にも及びませんが)。

ですが、そういった趣味への金はたくさんかかります。例えば、好きなアニメのDVDなんかも全部買えば良いのですが、欲しいもの全て買ったなら、本当に破産してしまいますよ。「カードキャプターさくら」だってそう。ビデオに録画しているだけでは満足していなくて、DVDもいつか欲しいのですよ。大きなお友達を何万(何十万?)人も虜にした、丹下桜さん出演作で最も有名なあの作品。あれも新品のDVDで全部揃えたら、10万円近くするのではないでしょうか。

そこで役に立つのはレンタル店。保存を必要としない、ただ見るだけの作品には大いに役立ちますね。しかし、レンタル店でアニメを借りるのって、結構勇気がいりませんか? 考えてみてください。普通の店の、普通の人の中に、画面狭しと女の子が登場するビデオのパッケージを提げた、大きいお兄ちゃんが一人。得てして、ひんしゅくを買いそうな状況ですね。店員の目が、他の客の目がジロジロとこちらを向いているような気がします。視線が痛い。

店員の立場

かつて、私はレンタルビデオ店でアルバイトをしていましたことがあります。カウンターに立っていると、普通の映画作品を持ってきて、その下にアダルトものをこっそりと出す人の多いこと多いこと。バレバレなんですけど、やってしまうんですよね。

話がずれましたが、アニメでも同じです。そーっと出す人がいます。でも何の意味もないのです。店員にはバレてます。この人のメインはアニメの方なんだなー、と。自分が担当していた時なら、あくまでも顔は平然として、心の中で「おお、同士よ!」と叫んでいました。

実のところ、店員から見たらどんなものを持ってこようが、どうでも良いのです。大の大人がこんなものを借りるのは恥ずかしい、と思っている方。それは自意識過剰以外の何物でもないんです。ましてや仕事が忙しい時間帯だと、店員は客を待たせないように、ミスなく仕事をこなすことで精一杯なので、客に思いを馳せる時間などありませんし、覚えてもいません。アニメを1、2本借りても別になんとも思いません。

むしろ店員の印象に残るのは、こんな人たちです。
レンタルビデオを一度に30本借りる人や、「仏壇おいていますか?」となど聞いてくる人(どこをどう見たらレンタル仏壇店に見えるのだ? 両方実話です)などなど。

ですから、借りる分には普通に行けば十分です。何も恥ずかしがる必要はないのです(※3)。ただし、早く見たいからと言って、「カードキャプターさくら」全作18本を一気に借りると、次回からあなたは確実に店員の間で有名人になっていますので注意が必要です。

さあ、「カードキャプターさくら」を見ていないそこのあなた!
まずはお近くのレンタル店へGO! そして、さくらちゃんの魅力に「はにゃ〜ん」してください!

※3 それでも借りにくい方へ。
借りるときに領収書を発行することもできます。他には、「自分は少女漫画を通したサブカルチャーの論文を書く資料集めに来たんだ、うん」と、無理やり納得させる方法もあります。

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