お父さんたちにも、いろんなことがあったんだね……。
いつか話してもらえるかな。（さくら）
「第10話あらすじ」
今日は友枝小学校の運動会。応援にやってきたさくらの父親、藤隆は、知世の母親、大道寺園美と再会する。藤隆、園美、そして、さくらの母親だった撫子。撫子を溺愛していた園美は、彼女を結婚で「奪った」藤隆を良くは思っていない。三人の昔語りが運動会と、クロウカード「花（フラワー）」を捕まえる過程で明かされる。
さくらちゃんのお父さん、藤隆さんと知世ちゃんのお母さん、園美さんがメインの回。この親たちにして、この娘たちあり。子供たちが活躍する運動会の中で、過去から現在へと繋がる二人と撫子さんの関係を表し、さくらちゃんと知世ちゃんは互いに友情を確かめ合う。まとまりの良い話になっています。クロウカードはそんな親二人、娘二人の物語に文字通り「花」を添えます。
藤隆さん。なんと新米教師の頃に高校生の撫子さん（さくらちゃんのお母さん、第6話参照）と出会い、彼女が16歳の時に結婚しているのですよね。って、ちょっと待てぇ！
これは、利佳ちゃんが憧れている寺田先生と同じような展開だったのか？ ふ、藤隆センセ……。あなたも少女好きだったのか！ 当時藤隆先生は25歳。年齢差は9つ。微妙だなぁ。ただ、在学中に結婚し、教師と生徒の関係で一緒に登下校していた藤隆さんを良識ある人だと思っていた私の観念は、音を立てて崩れました。今は、寺田先生のこれからが心配です。
書いていてふと思った。さくらちゃんと結婚結婚と言っている自分が一番良識なしでした。
今回のクロウカードは「花」。知世ちゃんがケロちゃんにアドバイスを求めますが、当の本人はずっとテレビゲームに興じています。もちろん最低限の助言は出しますが、ケロちゃん抜き（アドバイスのみ）で初めてクロウカードを封印できました。カードキャプターとしての実力が上がっているからこそ、安心して全てをさくらちゃんと知世ちゃんに任せたのでしょう。
使用カード：「翔（フライ）、花（フラワー）」
【2004年6月12日（土）放送分】
コメント