丹下桜さん/カードキャプターさくらを推しています。現在コンテンツ再構築中。 管理者の雑記はこちら

カードキャプターさくら #31「さくらと名前のない本」

「ビームとか出ないのぉー! なんとかカッターとか!」(苺鈴)

「第31話あらすじ」
古本屋で名前のない本を見つけた奈緒子。本はクロウカード「創(クリエイト)」で、書いた話が現実になり、架空の生き物であるドラゴンが友枝町に現れた。さくらは手に入れた「大(ビッグ)」を使って食い止めようとするも歯が立たない。だが、奈緒子が「創」の使用を止めたことで、無事に封印した。翌朝、桃矢にいつもと同じく「怪獣」と言われたさくらは、空想の中、「大」で密かに反撃するのだった。

作中で「こいつで遊んでいいのは俺だけだ」と豪語する桃矢くん。朝から恒例の妹いじり。確かに怒ったや戸惑った顔もかわいく見える。「さくら怪獣じゃないもん」に代表されるように「~もん」を連発されると、ああ、だめだ。一連のシーンだけ十数回も繰り返してしまった……。さくらちゃんのような妹がいれば、桃矢くんがシスターコンプレックスになるのも分からなくもないと大いに納得します。

前回の悩む話と打って変わって、コミカルなストーリー。真面目な話ばかりだと息が詰まるからね。こういう展開で生き生きと活躍するのが苺鈴ちゃん。ケロちゃんとのバトルも以前と比べて派手になっているし、冒頭のように、日本のサブカルチャーに関する怪しげな知識を披露しています。体を大きくする「大」を使い、空飛ぶドラゴンと格闘するさくらちゃんを見て大喜び。格闘ができないさくらちゃんに代わって、「大」で巨大化させるのは苺鈴ちゃんにしておくべきだったとも思うのですが。

奈緒子ちゃんが生み出した空想のドラゴンは、のんきな目をしていても破壊の権化。塔のように巨大化したさくらちゃんよりもさらに大きく、一息で山火事を起こしそうな炎まで吐きます。街に落ちたらその瞬間に、被害甚大につき「カードキャプターさくら」の番組が終了してしまうよ、と思えるくらいの威力です。楽しく描かれていますが、実は、今回は「ご近所の平和を守るカードキャプター」のレベルを遥かに超えた大事件なのでした。

使用カード:「翔(フライ)」、「大(ビッグ)」
【2004年12月4日(土)放送分】

コメント

コメントする

目次