木之本くんと月城くんに彼女いないのって、ウチの七不思議の一つだよねー。(女子生徒)
「第14話あらすじ」
星條高校の文化祭に招待されたさくらと知世。校内で小狼と出会ったり、雪兎にぬいぐるみをプレゼントされたり大忙し。そして文化祭では桃矢が主役の「シンデレラ」を見ることになる。「霧(ミスト)」がやってきて劇が中断されてしまうが、さくらに封印されてしまう。後夜祭では雪兎とフォークダンスを踊るさくらだった。
やーちんさんがさくらちゃんと結婚できないのって、このサイトの七不思議の一つだよねー。(あと六つの不思議を考えなさい)
物語で描かれる文化祭に出てくるもの。屋台と演劇(舞台)と淡い恋、そしてキャンプファイヤーのような焚き火の中でのフォークダンス。妄想ではありません。今、第14回のさくらの放送を見る前に考えて出てきたのがこれらのものですが、全部入っていますね。そんなステレオタイプな文化祭とも言えるかもしれませんが、そこはしっかりと登場キャラクターたちが脇を固めます。
個人的には雪兎さん。
バスケット部の5人を相手に、シュートを決めたら景品をプレゼントするというコーナーがあって、さくらちゃんの代わりに挑戦する雪兎さん。さすがに運動部を渡り歩いているだけあって運動神経は抜群。あっという間に景品のうさぎのぬいぐるみを手に入れます。そこまではいいんですよ、そこまでは。
その後。その時ぬいぐるみをもらったさくらちゃんは知世ちゃんと、小狼くん(文化祭のチケットはどこで手に入れたんだ?)と一緒にいました。一試合が終わったあと、参加費の200円(1回100円)を見せて、雪兎さんは笑顔でこう言います。
「あと、ぬいぐるみ2個分」
くわーっ! 雪うさぎ、高校生だけど大人だ!
また、後夜祭ではさくらちゃんを誘ってフォークダンスの輪の中で踊ります。第7話でも格好良い見せ場があったのですけど、そりゃあこのように振舞われると、さくらちゃんが舞い上がるのも無理はありません。優しくて運動神経も良くて頭が良い。まるでさくらちゃんの大好きな藤隆父さんではないですか。小狼くんも同じく目を輝かせていますが、これだって、同性の先輩に憧れる少年と見て取れなくもありません。あんな場面を見せられたら、私だって雪兎さんのファンになりますよ。
桃矢くんだって、フォークダンスでは告白された容子さんとしか踊らなかったし、無様なところは見せない(あ、シンデレラの劇は微妙だ)。格好良い人間に格好良い行動をさせる。それが一層キャラクターを引き立てる。物語の王道ですね。
使用カード:「影(シャドウ)」
【2004年7月10日(土)放送分】
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